『DIY』自分で挑戦しよう木部塗装と壁紙クロス塗装

DIYで行うクロスとデッキの塗装

自分でクロスを塗装するには(DIY)

今回はお客さま自身でクロス(壁紙)を塗り替えたいとお思いの方に、一般的なクロス(壁紙)の塗り替えについて説明したいと思います。

今回はお客さま自身でクロス(壁紙)を塗り替えたいとお考えの方に、一般的なクロス(壁紙)の塗り替えについて説明したいと思います。

■ 壁紙クロスの再生は貼替だけではありません!

内装やさんの相談室はクロス(壁紙)の塗り替えも得意としています。
一般的なクロス塗装から、機能性塗料を使った塗装、再生するクロスメイクを取り扱っています。

クロスの塗装も最近はご依頼が多くなってきています。

そこで、今回はお客さま自身でクロス(壁紙)を塗り替えたいとお考えの方に、一般的なクロス(壁紙)の塗り替えについて説明したいと思います。
内装用のクロス(壁紙)には、主に[塩化ビニルクロス]「布製クロス」「紙クロス」などがあるが、塩化ビニルクロスが大半を占めています。

塗装できない壁紙もある

中には塗装できない壁紙もあるので注意が必要です 塩化ビニルクロスである場合、汚染防止クロスであるかないかを確認する必要があります

中には塗装できない壁紙もあるので注意が必要です 塩化ビニルクロスである場合、汚染防止クロスであるかないかを確認する必要があります

■ どんな壁紙が塗装できないのか知ろう

中には塗装できない壁紙もあるので注意が必要です
塩化ビニルクロスである場合、汚染防止クロスであるかないかを確認する必要があります。

汚染防止クロスは、シリコン加工され、水をはじくため塗装できません。
この確認をした後、全面の汚れを拭いて落とす作業をおこないます。

ベタつく汚れはペイント薄め液などを使用してサッと拭き取ります。
時間を長く使いこの工程を行うと、壁紙が傷んでしまうので注意してくっださい。
次に、めくれや浮き上がりを直し、塗料が付着するとまずい部分を、マスキングテープやロールマスカー、ビニールシートなどで保護します。
いわゆる「養生」です。
そして、クロス(壁紙)の上にシーラーを塗っていきます。

タバコのヤニなやシミがある場合は、水系の「ヤニ止めシーラー」や「シミ止めシーラー」を塗りますが、それほどでもない場合は「水系の透明シーラー」を塗ります。

使用する道具はローラーがおすすめです。

ローラは広い場所を塗るのに適しています。細かい場所を塗るのには筋交いバケや目地バケが適しています。刷毛を使い分け乾かないうちに全体を塗っていきましょう

ローラは広い場所を塗るのに適しています。細かい場所を塗るのには筋交いバケや目地バケが適しています。刷毛を使い分け乾かないうちに全体を塗っていきましょう

■ 使用する道具と注意点を知ろう

細かい部分は細いハケやコテハケと言われるものを使用しましょう。
乾いたらエマルション系の塗料を塗っていきます。

塗装方法は、シーラーと同じ方法で2度塗ります。
つまり、最初は塗料を広げる感じで塗り、その後、ローラーをタテ方向に揃えてローラーのムラを消していきます。
上塗り塗料は、油系より水系の塗料の方がよいとされます。

 

現在は油系・水系ともホルムアルデヒドを含まないシックハウス対策の塗料となっています。
油系の場合は、弱溶剤を使用していることで化学過敏症の人に影響を及ぼす可能性があるとされます。
メーカーによっては、艶消しタイプの合成樹脂エマルションペイント(EP)を薦める場合があります。

艶有りタイプの塗料(EP-G=つや有合成樹脂エマルションベイント等)は粘着感が出やすいため、塗装は避けたほうがよいとの指摘されているためです。

ここでクロス(壁紙)を塗装していく場合、どこを先に塗っていくほうが良いのか?もし天井も塗装する場合は、壁よりも先に仕上げておくことをおススメします。
ただ、張替と違い、塗装の場合は、塗膜が乾燥するまで次の工程に取り掛かれません。

ちなみに、室内の壁紙の95%を占めるのが塩化ビニルクロス(塩ビクロス)で、これは、難燃加工された紙に塩ビを塗布し、熱をかけて発泡させて色つけしたものです。
可塑剤の可塑とは、「柔らかく形を変えやすい」という意味で、柔軟性や対獣性を改良する添加薬品類を総称したものです。

シーリングなどもこれにあたります
塩化ビニールは元々は硬いものですが、成形加工をよくし柔軟性をもたせるために可塑剤が25~50%含まれています。

クロスに塗装をお考えの方は、ここを抑えておきましょう。

採用する塗料によっては、住宅環境を向上させることができます。

採用する塗料によっては、住宅環境を向上させることができます。

☑ 塗料によっては断熱などの機能を持たせることができる。内断熱として、冷暖房の熱の出入りを防いでくれます。
☑ 場合によっては張替の方が安く済みます。
☑ 塗料ではなく染料でリメイクできる技術がある。この染料の特徴は工期短縮・低価格が実現できます。

壁紙を塗る手順

■ 塗装の手順を知ろう

(塩化ビニールクロスの場合)

クロスを確認

クロスの種類を確認、汚染防止クロスであるか否か確認します

クロスの種類を確認、汚染防止クロスであるか否か確認します

クロスの種類を確認、汚染防止クロスであるか否か確認します

汚れへの対処

全面の汚れを拭いて落としましょう

全面の汚れを拭いて落としましょう

全面の汚れを拭いて落としましょう
(ベタつく汚れはペイント薄め液などを使用)

塗装する場所以外に塗料をつかないようにする

養生をしましょう

汚れや塗料が付いてしまっては困るところはしっかりと養生をしましょう

養生をしましょう
(塗料がついてる困る部分を、マスキングテープやロールマスカー、ビニールシートなどで保護

クロスと密着を高める作業を行います

クロス(壁紙)の上にシーラーを塗ります

クロス(壁紙)の上にシーラーを塗ります

クロス(壁紙)の上にシーラーを塗ります
・タバコ(壁紙)のヤニなやシミがある場合は、水系の「ヤニ止めシーラー」や「シミ止めシーラー」
・それほどでなければ、「水系の透明シーラー」で十分

仕上げ塗装を行います

塗料が乾いたら仕上げを行っていきます。クロスの状況に応じて仕上げ塗り2回行った方がきれいに仕上がります。

塗料が乾いたら仕上げを行っていきます。クロスの状況に応じて仕上げ塗り2回行った方がきれいに仕上がります。

乾いたらエマルション系の塗料を塗っていきます
(最初は塗料を広げる感じで憧り、その後、ローラーをタテ方向に揃えてローラームラを消す)

室内への塗装は水性が匂いも出なく使いやすいです

塗料は、油系より水系の塗料の方が扱いやすいです

匂いなどの問題もあるため、塗料は、油系より水系の塗料の方が扱いやすいです

匂いなどの問題もあるため、塗料は、油系より水系の塗料の方が扱いやすいです
(艶消しタイプの合成樹脂エマルションペイント(EP)を薦める場合も)

屋根を塗る場合には先行して仕上げます

天井も塗装する場合は、壁よりも先に仕上げておきましょう

天井も塗装する場合は、壁よりも先に仕上げておきましょう

天井も塗装する場合は、壁よりも先に仕上げておきましょう

しっかりと乾いてから次の工程に移りましょう

塗装の場合は、塗膜が乾燥するまで次の工程に取り掛かれないので注意しましょう

塗装の場合は、塗膜が乾燥するまで次の工程に取り掛かれないので注意しましょう

塗装の場合は、塗膜が乾燥するまで次の工程に取り掛かれないので注意しましょう

自分で木部を塗装するには

自分で木部を塗装する方法

■ 木部を塗装するための道具や塗料を知ろう!

DIYでウッドデッキやフェンスを塗りたい方のために自身で塗るための道具のことや塗料のことを掲載しました。

DIYでウッドデッキやフェンスを塗りたい方のために自身で塗るための道具のことや塗料のことを掲載しました。

木部を塗装するには

板壁などの広い面の木部はローラーバケかコテバケが効率が良いです。

板壁などの広い面の木部はローラーバケかコテバケが効率が良いです。

板壁などの広い面の木部はふつうのローラーバケかコテバケを使います。
塗り直しの場合は、剥がれかかった古い塗料をきれいに取るなどの下地調整を。

最後に木の目にそって、仕上げ塗りをするのかポイントです。

☑【塗料】水性建物用
☑【ハケ】筋かいバケ(30・50・70mm)やローラーバケなど
☑【用具】マスキングテープ、脚立、新聞紙、、洗浄用具(デッキブラシ・タワシ・バケツなど)、補修用具(金づち・くぎしめ・サンドペーパー100~180番・ウッドパテ・変成シリコン系充てん剤など)

木部塗装のための道具を知ろう(参考価格記載)

ペイントうすめ液

(塗料用シンナー:略名・と塗シン)
 油性系の塗料を薄めたり、刷毛やローラーなどの用具の洗浄に使用します。
臭いと触った感じは灯油に似ています。
通常の軍手だけでは、染み込んで手についてしまうことがあります。
人によってはポリの手袋をはめた後に、さらに軍手をしてうすめ液の付着を防いでいます。
■用途や特徴
塗料の粘度が高く塗りにくい場合などに適量入れて薄めます。(うすめ液を使用できない塗料があるので、塗料の使用説明書をよく読んでください)
刷毛やローラーなどの工具の使用後に洗浄液として使用します。
また、塗料で汚れた工具などの拭き取りとしても使用することがあります。(溶けてしまう素材には注意が必要です)
塗装する面の汚れをふき取るときにも使います。

価格 220ml/¥750 400ml/¥900 1L/¥1,400 1.5L/¥1520
刷毛

油性用と水性用があるので、使用する塗料によって専用の刷毛をご購入ください。
100均などでも購入できますが、刷毛の毛の量や抜け毛が多いなど作業効率や仕上がりに影響します。
刷毛によって塗りやすさが異なります。
例えば、塗料の含みが良く、塗りやすい腰があるものや、世驚異的なまとまりと塗料の含みや伸びが抜群なもの等があります。
購入するお店で理解のある人から購入することをおすすめします。
■用途や特徴
ローラの入りにくい細かい所などに用います。
また、先行して際を塗ることでローラが入らない所をカバーすることができます。

価格 ¥100~
ローラー

塗装用ローラーになります。
ペイントローラーとも言われ、平面が広い部分の塗装に用いられます。
水性用、油性用、両兼用のものなどがありますが、塗料の種類によって使いやすいものと使いづらいものがあります。
短毛・中毛・長毛など、毛の長さで塗料の含みや伸びが違います。
毛丈は長いほど塗料をしっかり含みます。
凹凸のある面への塗装に適しています。
毛の短いものは長いものに比べて塗料の垂れが少ないため、平たくなめらかな部分への塗布に適しています。
幅も短いものから長いものまでさまざまです。
塗装する際には、ローラー本体となる、ローラーハンドルが必要となります。
また、塗装の対象となる素材によっても、専用のものがあります。例えば鉄部用など
■用途や特徴
スモールローラ、ミドルローラ、レギュラーローラー、専用ローラー、FRPローラー、砂骨ローラーなどがあります。
毛の種類には、マイクロファイバー、ポリエステル、アクリル、ウールなどがあります。

価格 ハンドルと毛のセット/¥600~

ローラーハンドルに取り付ける柄になります。
取り付けることによって立ち姿勢での塗装が可能となり、作業効率があがります。
座ったままの方が塗りやすい場所もありますが、屋根や壁面の高い部分、床面などの平面の広い場所では、この柄がよく利用されています。
座り作業と比べ腰への負担などが軽減できます。
ジョイント部分を回すことで長さを変えることができる伸縮タイプのものと、長さを変えられないものがあります。
伸縮タイプのものはコンパクトになるため収納に便利です。
素材はアルミのものなどがありますが、長い時間作業するには軽い方が作業の負担が少なくなります。
職人さんの中には、重い方がしっくりくるという方もいますので、お好みで選びましょう。
■用途や特徴
一般用~高所作業用などがあります。
また、素材によっては汗で滑りやすいものや滑りにくいものがあります。
軽量で疲れにくく、作業性を重視した商品があります。
コンパクトの収納できるスライド式は室内などへの移動が楽々です。

価格 ¥700~
皮すき

塗装屋さんにとってなくてはならないもの
非常に便利で、塗料缶の蓋を開けたり、塗装後には塗料缶を押しつぶす際に使います。
また塗装対象物についたごみを落としたりバリを取ったりすることにも使います。
Y型の皮すきや直型の皮すき、貫通皮すきといって、金属部分が頭まで一体になっているものがあります。
材質はステンレス製のものや、金属製のものがあります。
■用途や特徴
シール・錆び・ペンキ剥がし
バリ取り
汚れ落とし
缶の蓋開け

価格 ¥500~
ダスター刷毛

刷毛としても使用は可能だが、主に掃除用として用いられています。
塗装の下地処理で高圧洗浄や掃除はしますが、塗装の最中に風などによって、どうしても埃やごみ、落ち葉などが舞い込んできます。
そういったものを巻き込まないように、塗る前に払うために使われています。
■用途や特徴
塗装の下地清掃用として、また工場作業用としても使われています。
下地清掃・塗装・接着剤塗布など

価格 ¥100~
マスカー

マスカー養生シートと布のガムテープが合わさった資材で貼りやすく、剥がしやすいのが特徴です。
塗装をするときに塗装をしない場所、塗料が付着してはいけない場所に使用します。
主に窓や扉に使われることが多いです。
シート部分の長さも豊富にあるので使用する場所に応じて使い分ける事ができます。
ただしテープ面の粘着強さによっては、貼り付ける対象物の表面処理の強さ・弱さによって痛めてしまう可能性があるので注意して使いましょう。
■用途や特徴
一般的に多く使われる550㎜×25mの商品で税抜きで130円くらいから購入することができます。
ビニールの長さが長いものほど、取り扱いにくくなっています。

価格 ¥150~
マスキング

 マスカーの補強やビニールシートと併用して養生するときに使用します。
テープの色によって粘着力が違うので、塗装する場所によって使い分けをする必要があります。塗装後はできるだけ早めに剥がさないと剥がれにくくなることもあります。
他にもパイオランテープやマスカー・ノンスリップマスカーなどがあります。
必要なものを揃えましょう。
塗装対象物に隙間なくしっかりと押さえて張りましょう。
■用途や特徴
とても種類が多く、粘着力の強さやテープの幅によって金額が変わってきます。
よく使われるのが30㎜×18mで一巻で180円から購入できる種類もあります。

価格 ¥100~
ブル―シート

塗料が他の場所に飛び散っても汚れないようにするため使用します。
薄手のものや厚手のものがありますが、厚手の物の方が耐久性があります。また、塗料の浸透を防いでくれます。
ブルーシートを上手く使うことによって養生が効率よくできます。
■用途や特徴
使用用途に合わせて小さなものから大きなものまであります。
厚手と薄手のものがあります。

価格 ¥100~
ウッドパテ

あてキズなどの補修や、釘、ネジなどを抜いた後の処理に使います。
種類もさまざまです。
また、大きい場所の補修はパテ跡が目立ってしまいます。
傷の大小や母材の種類によって補修材を選びましょう。
■用途や特徴
(木材補修用ウッドパテ)
●フローリング床・幅木・階段のひび割れ、キズに
●木製家具や建具の割れ目・あてキズに
●木製ドアや窓枠の割れ目・あてキズに
●釘・ネジを抜いたあとの穴うめに
※本品は小さな箇所の充てんにお使いください。幅または深さが5mm以上の箇所に使用すると、乾燥後にひび割れ・凹みが目立ちます。5mm以上の充てんには[ボンド ウッドエポキシ]をお使いください。
※浴室内木部などの常に水がかかる用途や、金属に接触する所には適しません。

価格  120mlチューブタイプ/¥500~ 1kg小バケツタイプ/¥1,200~
サンドペーパー:耐水サンドペーパー(やすり)

下地処理を行う際に必要になってきます。
目が粗いものや細かいものがあります。
木部の状態によって選びましょう。セットで数種類の番手を購入しておくことが良いでしょう
手で汚れが落としきれない場合などには、電動工具の角サンダーなどにサンドペーパーを取り付け削りますが、適切な番手を選ばなければ傷などの原因になってしまいます。徐々に番手をあげていきます。
60番位から削ることがあるが、粗いと傷が付きやすいので、まずは100番位の番手から傷が付かないか確認しながら使いましょう
■用途や特徴
紙や布のものがあり、布の方が破れにくく耐久性が高いです。
研磨の対象となる素材によって専用のものがあります。

価格 1枚/¥100~
サンダー

主に下地処理に用いる電動工具
ベビーサンダー・角サンダー・カーポリッシャーなどがあり、研磨対象になる素材によって工具を選択します。
ハイパワーモーターが搭載されているものや、パワー調整できるものがありますが、弱い回転速度で力を加えるとモーターが焼け付いてしまうことがあります。
また、サンダーの種類によって握りやすさ、軽さなどの特徴がありますが、作業負担の軽減をはじめ収納のしやすさなどを目的としています。
物によっては、長時間の作業によってモーターに負担がかかり、壊れてしまいます。
取り扱い説明書をよく読み使用してください。
サンドペーパーや砥石、ワイヤーブラシなどを取り付けて使います。
研磨対象に合わせたものを選定してください。
中にはバッテリー式のものがあり、コードのわずらわしさがありません。
ホームセンターなどでも購入できます。
■用途や特徴
鉄部の研磨
金属のバリ取り
溶接部のビート削り
溶接部の錆び落とし
木材の磨き
コンクリート・タイルの切断

価格 ¥3,000~
下げ缶

 塗装時に塗料を入れておく小さいバケツのようなもの
そのまま使用してしまうと汚れて使えなくなってしまうため、通常は内容器というものをいれて使います。
金属製のものからプラスチック製のものなどがあります。
素材によって耐久性がことなります。
■用途や特徴
塗料・溶剤を混ぜたりする
塗料を小分けにする
塗料の持ち運びに便利

価格 1缶/¥300~
内容器

下げ缶の中に入れる容器です。
塗料カードリッジなどとも呼ばれ、下げ缶を汚さないようにはめ込みます。
塗料ごとに分けられるので、便利です。
目盛りがついているものがあり、塗料の量を測るのに便利です。
■用途や特徴
塗料を小分けにする
下げ缶に取り付けて使用する

価格 ¥100~
下塗り材

使用する塗料によっては下塗り材が必要なものがあります。
使用しなくても良い塗料もあります。詳しくは下記の塗料のご紹介でご確認ください。
■用途や特徴
下地を平滑にする
塗料の吸い込みを防ぐ

価格 塗料による

木部を塗装する際の塗料の選び方

水性塗料と油性塗料

防虫・防腐・防カビ効果のあるウッドステインを塗っておくと、長期間美しい木目を保つことができます。

防虫・防腐・防カビ効果のあるウッドステインを塗っておくと、長期間美しい木目を保つことができます。

「水性建物用」あるいは、「油性建物用」があります。

つやのないしっとりとした仕上がりにしたいときは、水性つや消し塗料を使うといいでしょう。
また、木目を生かし透明に仕上げたいときは、ニスやクリアータイプの塗料をおススメします。

屋外の木部の場合は、油性の「屋外用ニス」を使用します。
そのときは下塗りに、防虫・防腐・防カビ効果のあるウッドステインを塗っておくと、長期間美しい木目を保つことができます。

木目を活かすか塗りつぶすか?使用する塗料によって変わります

■ 木部塗装の仕上がり方を知ろう

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写真は木目を潰す塗料を塗ったようすです

木部用塗料は大きく分けると木目を生かす浸透性塗料と木目を無くす被膜型塗料の分けられます。

それぞれ、メリット・デメリットがありますが洋風建築か和風建築かで施工方法を分類することも出来ます。
使用する場所によっては天然樹脂や天然油脂を使用した自然塗料や化学合成塗料の選択が必要です。

木部塗装用の塗料を知ろう

浸透型塗料(木材内部に浸透して保護)の特徴

含浸塗料は木目を活かす仕上げです

浸透型塗料は木目を活かす仕上げです

☑ メリット
撥水性や防かび性を備えている
木部表面に塗膜を形成しないので触った時に木の質感が残る
木目を活かす仕上げ
塗膜を作らないので膨れや剥がれがない

☑ デメリット
被膜タイプと比べると耐水性や耐久性に劣る
短期間でのメンテナンスが必要になる

塗料について

ワシン ガードラックPro (ガードラックプロ)

日本の気候風土に合わせた、純国産の木材保護塗料です。
強く優しく美しく木材を保護します。
お庭の、木部やウッドデッキなどの保護と着色に適しています。
羽目板・破風・下見板・軒天井・板塀・門扉・公園遊具・木橋・ログハウス・ベンチ・パーゴラなどに使われています
■特徴
油性タイプ、木材保護を目的とした着色塗料。30年以上販売のロングセラー商品です。
防腐・防虫・防カビ効果
撥水効果
作業性に優れる
美しい発色
屋外専用の溶剤系浸透タイプ
良好な木材への浸透性

価格(1畳1.65㎡.1坪3.3㎡) 4kg/¥9,000~ (20~25㎡分) 16kg/30,400~(80~100㎡分)
ワシン ガードラックラテックス

木目を活かした鮮明な仕上がりに
水系の浸透タイプの木材保護塗料になります。
水系でありながら溶剤系のような、木目を活かした鮮明な仕上がり感になります。
壁面・腰板・巾木・天井・窓枠・柱・梁・羽目板・破風・下見板・軒天井・板塀・門扉・公園遊具・木橋・デッキ・ログハウス・ベンチ・パーゴラなどに使われています。
■特徴
木部の新規塗装に最適です。浸透タイプならではの木目を活かした、鮮明な色合いに仕上がります。
作業性が良好で、塗ムラの出にくい美しい仕上がりになります。今後の、仕様に求められていく、さらなる環境性能 低VOCです。
防虫・防腐・防カビの薬効成分をマイクロカプセルで包み込み、徐々に放出 させることで、持続性も安全性もアップしました。
日本建築学会材料規格 JASS18 M-307 に適合しています。

 

価格 0.7kg/¥3,000~(約7㎡分) 3.5kg/¥6,300~(約35㎡分) 14kg/¥23,000~(約140㎡分)
日本エンバイロケミカルズ キシラデコール

多くの方に使われているキシラデコールは、発売以来45年以上の実績を持つ、木材保護塗料の定番ブランド!
採用実績が高い防腐・防カビ・防虫効果を証明しています。
その用途は屋外木部用
羽目板・下見板・破風・窓枠・門扉・ウッドデッキ・戸袋・窓格子・雨戸・ヌレ縁・鼻かくし・フェンス・ルーバー・パーゴラ・ガーデンファニチャー・ログ材・木橋の高欄・ドア・軒天・ベンチ・ラティス・ウッドプランター・木柵などに使われています。
■特徴
長期間の木材保護!日光や風雨に強い耐候性顔料の効果で、鮮明な色が長持ちします。
塗膜を作らない!木材に浸透し表面に余分な塗膜を作りません。
メンテナンス性に優れる!ハケ捌きが良く塗りムラになりにくいので、仕上げが簡単です。
防腐・防カビ・防虫効果!木材の内部に浸透し効果を発揮します。
安全性!外部機関の各種試験で安全性を確認。

 

価格 4L/¥7,000~(約20㎡~28㎡分) 16L/¥28,000~(約80㎡~112㎡分)
ロックペイント ナフタデコール

屋外用の木部塗料
ナフタデコールは油性の防腐・防虫ステインです。
木材に寄って来るさまざまな菌を防止剤によって防ぎます。
もちろん虫などに対しても有効です。
配合されている防虫剤がキクイムシ等の害虫を予防してくれます。
■特徴
安全性が高く、薬効の優れた防腐・防虫剤を配合!溶剤系の外部木部用のステインです。
木部に深く浸透!くされ防止や害虫予防に効果を発揮します。
木目を活かした美しい仕上がりを実現!

価格  4L/¥4,500~(約23㎡~28㎡分) 16L/¥16,000~(約80㎡~100㎡分)
大谷塗料 バトン(VATON)

こちらも木部塗装では良く使われているものにります。
木材の耐久性を向上させます。
「バトン」の主成分が木材と親和性の高い天然植物性の特殊油脂を用いているからです。
木材中によく浸透し内部で硬化し補強効果が発生します。
公園の木製遊具、ウッドデッキ、ガーデニング用品(ラティス等)、犬小屋、手すり、木橋、焼杉板等、床、壁、テーブル、椅子、家具等の木製品全般です。
■特徴
「用途」安全性と工期が要求される住宅・学校・店舗・ホテル等の建具・建材木部塗装など
「標準塗面積」約74m2(1回塗りの場合)
※事前に、製品カタログをご参照いただき、使い方を確認して下さい。

 

価格  0.7L/¥2,400~(約7㎡分) 3.7L/¥7,000~(約36㎡分) 16L/¥20,000~(約140㎡分)
被膜型塗料(木部表面に塗膜を作る)の特徴

被膜を作る塗料の場合、木目の風合いなどは消えてしまいます。

被膜を作る塗料の場合、木目の風合いなどは消えてしまいます。

☑ メリット
耐水性や耐久性に優れている
艶の調整が可能
メンテナンスサイクルが長い
☑ デメリット
木の質感が失われる
割れや膨れをおこす

被膜型塗料の商品例
塗料名 参考価格 備考
ワシン ガードラックアクア 0.7kg/3,478円~
塗装面積:約7㎡(1回塗り)
3.5kg/8,505円~
塗装面積:約35㎡(1回塗り)
14kg/27,800円~
塗装面積:約140㎡(1回塗り)
 ■特徴
優れた着色力、隠ぺい性があるのでリフォーム塗装に適している
1回塗り仕様で工期短縮が可能
強力な撥水力
高い耐候性
日本エンバイロケミカルズ コンゾラン 日本エンバイロケミカルズ コンゾラン
3.5㎏/¥7,500~
塗装面積:14~23.1㎡(2~3回塗り)
14㎏/¥25,000~
塗装面積:56~92.4㎡(2~3回塗り)
日本エンバイロケミカルズ コンゾラン下塗り材
3.5㎏/¥5,940円~
塗装面積:31.5~49㎡(1回塗り)
14㎏/¥22,000円~
塗装面積:126~196㎡(1回塗り)
■特徴
屋外専用の木材保護塗料(高耐久・水性・造膜タイプ)
塗膜に柔軟性があって割れにくい
塗膜に通気性があってムレにくい
塗膜が木に密着して膨れにくい
優れた防腐、防カビ、防虫効果を発揮
色つきが良く、古材でも明るく仕上げることができ、改修に最適
日本ペイント 1液ファインウレタン 1液ファインウレタン
3kg/¥4,500~
塗装面積:3㎏缶1回塗りで約20㎡
15kg/¥10,000~
塗装面積:15㎏缶1回塗りで約107㎡
1液ファインウレタン 木部用下塗り
3kg/¥5,000~
15kg/¥11,000~
 ■特徴
防藻、防カビ…最先端のバイオ技術で、藻とかびの繁殖を抑制する
専用の下塗り材が必要になります。
カウンター、床面、本棚、戸棚、遊具、ベンチ類といった耐摩耗性
耐油性、耐溶剤等が求められる上記の部位には使用できません。
(理由:塗膜が軟化、摩耗により粘着や色うつりする場合があります。)

下地を整える

■ 塗装に大切な下地処理を知ろう

釘のサビをチェックする

サビが出ていたら、サンドペーパーなどで落としましょう。

サビが出ていたら、サンドペーパーなどで落としましょう。

くぎの頭の塗料が落ち、サビが出ていたら、サンドペーパーなどで落としましょう。
サビをそのままにしておくと、新しい塗膜にサビが再び浮き出てくる恐れあるからです。

釘頭を打ちつける

金づちとくぎしめで打ちつけて平らにします。

金づちとくぎしめで打ちつけて平らにします。

釘頭が出ていたら金づちとくぎしめで打ちつけて平らにします。

ゆるんでいたら新しい釘を打つ

釘が効きにくくなっていたら、近くの面に新しいく釘を打ちましょう。

釘が効きにくくなっていたら、近くの面に新しいく釘を打ちましょう。

古くて釘が効きにくくなっていたら、近くの面に新しいく釘を打ちましょう。

釘穴や傷はウッドパテで補修する

古い釘穴や小さな傷はウッドパテ等を使って穴埋めしましょう

古い釘穴や小さな傷はウッドパテ等を使って穴埋めしましょう

古い釘穴や小さな傷はウッドパテ等を使って穴埋めしましょう。乾いたらサンドペーパーをかけて平らにします。

隙間は充てん剤を使う

板と板の隙間などは変成シリコン系などの充てん剤で補修します。

板と板の隙間などは変成シリコン系などの充てん剤で補修します。

板と板の隙間などは変成シリコン系などの充てん剤で補修します。
よく乾かしてからサンドペーパーで平らにしましょう。

マスキングをする

塗料がついて困るところはマスキングテープで養生しましょう。

塗料がついて困るところはマスキングテープで養生しましょう。

塗料がついて困るところはマスキングテープで養生しましょう。
窓枠などの境目にマスキングテープをはり下には新間紙を敷いておきます。

塗装する

■ 塗装の仕方について知ろう

下地の処理がすんだら、いよいよ塗装です。塗料が飛び散らないよう、衣服などに着かないように注意してください。 軍手など体を保護するものも使用しましょう

下地の処理がすんだら、いよいよ塗装です。塗料が飛び散らないよう、衣服などに着かないように注意してください。 軍手など体を保護するものも使用しましょう

1回塗りなら薄めずに使う

とそうのようす

下地があまり傷んでいなければ、1回塗りでも大丈夫です。透けがないかだけ確認しましょう

下地があまり傷んでいなければ、1回塗り。
そのときは薄めずに塗料をそのまま使う。下地が傷んでいたら、重ね塗りがおすすめです。

筋かいバケで部分塗り

塗りずらい所を筋かいバケで部分塗りします。

塗りずらい所を筋かいバケで部分塗りします。

屋根との境目や窓の周囲など、塗りずらい所を筋かいバケで部分塗りします。

広い面はローラーバケかコテバケで。

広い面はローラやコテバケを使いましょう

広い面はローラやコテバケを使いましょう

左上部から「W」字に塗り、いくつかのブロックに分けてムラなく縦横に塗っていくとキレイに仕上がっていきます。

板目にそって仕上げ塗り

縦の板目なら縦方向に、横の板目なら横方向にハケを動かし仕上げ塗りをしましょう

縦の板目なら縦方向に、横の板目なら横方向にハケを動かし仕上げ塗りをしましょう

縦の板目なら縦方向に、横の板目なら横方向にハケを動かし仕上げ塗りをします。
あまり厚く塗らないのがポイントです。
木目を生かしたいときはニス等のクリアー系塗料を使用しましょう。

テイストを生かしたいときは、ニス等を使用した塗装がおすすめです

玄関ドアや内壁など木目の素朴なテイストを生かしたいときは、ニス等を使用した塗装がおすすめです。

玄関ドアや内壁など木目の素朴なテイストを生かしたいときは、ニス等を使用した塗装がおすすめです。

玄関ドアや内壁など木目の素朴なテイストを生かしたいときは、ニス等を使用した塗装がおすすめです。

ニスには、屋外用・床用・木工用着色タイプ・下塗りに効き目があるステインなどの種類があり、
水性・油性・ラッカー系に分かれていますが場所や用途に合わせた塗料の選択が重要です。
屋外の塗装では油性の屋外用ニス、下塗りにウッドステインを使うといいでしょう。

ウッドステインは、防虫・防腐・防カビ効果があり、上塗り塗料を長持ちさせます。
塗り方はふつうの塗料と同じで、下地調整・マスキングをしてから塗装となりますが、刷毛は「ニスやステイン用」のものを使います。

あなた自身で材料を購入し塗装をした場合、塗装会社に頼むよりはコストを格段に抑える事ができます。簡単な場所なら自分で行うチャレンジをしてみるのもいいですね。

DIYの際に気を付けたい、木材の乾燥レベル

■ 木材の乾燥の仕方と、含水率

建材に多く使われる木材ですが、その乾燥工程はご存知でしょうか?

古くは水中乾燥というものを行われていましたが乾燥時間が長くかかり、現在ではあまり行われていません。
木材がより強くなる乾燥方法且つ、潤った仕上がりになるため魅力的なのですがコストもかかります。

そのため使われることがなくなっていきました。

わたしも木工事の親方から教わったことなので、実際にその材を扱ったことはありません。
現在木材を乾燥させる方法に用いられているのが天然乾燥と人工乾燥です。

人工乾燥は木材を乾燥室内で乾燥機や装置等を用い強制的に乾燥させる方法です。乾燥までの時間が短いので製品となるまで時間がかかりません。
しかしながら、内部割れのリスクがあり強度的に危険があるとされています。

一方、天然乾燥は桟積みし、屋外で乾燥させていく方法です。

木にとってやさしい乾燥方法とされ、時間をかけて含水率を下げていきます。

この間・地域の気候風土に馴染んでいきます。

建材として使用できる段階までに手間・暇がかかる乾燥方法です。

乾燥の方法を簡単に書かせていただきましたが、なぜ県産材が良いのかを書いていきます?
地元で生まれ育った木は、その地域の気候風土を記憶しています。

乾燥段階でさらに気候に馴染ませた木材を使うことで、木は山に生きていた時と同じように生き続けるのです。
前述した含水率ですが、さまざまな建材を使用するうえで気を付けなけれならないポイントです。

もちろん塗装を行ううえでも気を付けなければなりません。

水と油にならければ良いのですが、不具合の原因となるポイントですのでDIYなどを行う時のために覚えていただければと思います。
話を戻しますが、気候風土を覚えた地元の木材を新築やリフォームに採用してみてはいかがでしょうか?

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