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長野市で床リフォームを行う前に!シート系床材の分類とは⁉
みなさんこんにちは
長野市の内装やさんの相談室です。
これからリフォームを行う予定のある方は、内装材にどんなものを使うのか迷いますよね~‼
一概に壁材といっても、漆喰、壁紙、珪藻土、そしてタイルや合板がありますし、床材には、畳、シート、カーペット、フローリング、石材があります。
屋根や壁の組み合わせによっても雰囲気がまるで変わってきますし、コストも変わってきます。
一つひとつの内装材の特長が分かれば何を採用すれば良いのかヒントになるかも知れません。
そこで本日は、床材にスポットを当てて、更にシート床材に絞って、その特徴をお伝えしていきます。
そもそもシート系床材とは?
シート系床材は、自然素材のリノリウム、塩化ビニルが主成分である樹脂系床材、中間層に塩化ビニールを使うことで優れたクッション性を実現したCF(クッションフロア)に分類されます。
また樹脂、バインダー含有量によって『単層』『複層』に分けられますが、前者のものが30%未満、後者のものが30%以上で区別されます。
クッションフロア
水に強く、クッション性に優れた床材です。
そのため水周りに使われる傾向があります。
また、アパートやマンションなどの床にも使われますが、そのクッション性から点荷重に弱く、机などの脚によって凹みがでます。
軽い凹みなら戻りますが、長期に渡ってものが置かれた場合には深い凹みが出来、元に戻らなくなることがあります。
住宅用、土足用、店舗用があり、防音性、耐摩耗性に優れた製品も多いです。
ビニル床
公共施設や店舗で採用されることが多く、耐久性に優れます。
見たことある方もいると思いますが、学校の廊下など人が多く歩く場所に使われます。
クッション性、耐薬品性など機能性が付加されている商品もあります。
リノリウム
自然素材を利用したシート材です。
亜麻仁油や石灰岩、木粉、コルク粉、天然色素などで作られることから。人や環境に優しい床材として、近年再評価されています。
一見、ビニル製の床材にも見えます。
難燃性で、防音性、抗菌作用に優れるため、病院や学校に採用されています。
自然素材であるがゆえ、他の床材と比べ価格が高いです。
国内では生産が打ち切られており、ヨーロッパからの輸入が一般的です。
ゴム系床材
ゴムを主原料として、作られている床材です。
弾力性があるため、歩行感が良く、耐火性、安全性、経済性、環境保護などの特性が時代のニーズに合っているため、今後、ゴム床材はさらに注目される床材となっています。
それぞれに、どのような特徴があるのでしょうか、みてみましょう。
シート系床材の分類と特徴
材料分類 | 床材の種類 | 価格 | デザイン | クッション | 耐久 |
樹脂系 | ビニル床 | 〇 | △ | × | 〇 |
CF(クッションフロア) | 〇 | × | 〇 | △ | |
自然素材 | リノリウム | △ | 〇 | △ | 〇 |
自然素材/合成系 | ゴム系床材 | × | △ | 〇 | 〇 |
シート系床材のデザイン
シート系床材には、フローリング調のものや、タイル調のもの、脱衣場の床のような無機的なものなどがあります。
デザインに凝ったものは、一見本物のフローリングやタイルのように見えますが、強度面では他の床材と比べ弱く、時の経過と共に下地への施工跡が出てくることがあります。
ただ、耐水性に強く、価格的に安いため店舗やオフィスに採用されます。
最後に
いかがだったでしょうか⁉
シート系床材について少しでも特徴をつかめたでしょうか?
床材毎にメリット・デメリットがあります。
それぞれの場所で必要とされる性能も考慮し採用することで、長くきれいに床材を使っていくことができます。
床材選びにお役立ていただければ幸いです。
内装のことやリフォームのことなら長野市の内装やさんの相談室にお任せください。
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