長野市でリフォームを行う前に!事後保全と予防保全何が違うの?
みなさんこんにちは
『長野市の内装やさんの相談室』です。
本日は、予防保全と事後保全の考え方についてご紹介してきます。
予防保全と事後保全の違い
予防保全とは、一定期間を定めて壊れる前にメンテナンスを行うことです。
壊れる前ですが、部材、機器などを交換します。
一方、事後保全とは、調子が悪い、不具合が出る、動かない等、故障した場合に、交換する方法です。
建築物では設備機器等がよく保全内容であげられますが、日常的に使用するものなので、壊れてから対応していては遅いく、支障が出ることがあります。
予防保全のメリット
予防保全で管理されることが多い理由は、ライフサイクルコストが平準化されるので、突発的な出費が発生しにくいためです。
ただ、予防保全にもデメリットがあります。
予防保全で管理していても、一定期間内に故障する可能性があり、そうなると事後保全と同様のことになります。
しかし長期的に見ると、重大化したり、大規模な修繕を行わなければならないなど、リスクを低減します。
設備機器等の不具合が出ては支障をきたすような商品も、躯体や地盤等の超長期間使用されるものに対しても、予防保全を採用する方がコスト的にもリスク的にも有効な手法といえます。
最後に
いかがだったでしょうか?
建築物の長寿命化が求められている現在において、効率的で有効な保全方法が大切です。
不具合が出た際、クライアントから連絡が来て、対応する方法の事後保全ではレスポンスが悪く、印象も悪くする場合があります。
そのため事後保全から、予防保全に形態をシフトしている企業が増えています。
保全方法のどちらが正解ということはありません。
機器や施設に合ったものを選びましょう。
また、機械設備においては、予知保全なるものがあります。
予知保全は、予知して保存することです。
経験と勘を活かす必要があり、ちょっとした変化を見逃さず交換を行います。
機器のことを深く理解していなければなりません。
つまり、壊れそうという機器が発するヒントを見逃さず、傾向が出た段階で保全して故障を防ぎます。
~これからAIが発達してくれば~
予防保全は、メーカーが壊れるまでに至る使用回数や時間を統計的に出して時期を決めています。
まだ使える可能性がありますが、部品交換などの保全をして、故障を未然に防いでいます。