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◆網戸をDIYで貼る方法を写真付きで解説
みなさんこんにちは
長野市の内装やさんの相談室です!
暑い時期になり、いざ網戸を使おうと思って窓を開けてみたら網が破れてた、穴が開いていたなんてこと良くある話ですよね。
虫を防ぎながら、気持ちのいい風を取り込んでくれる網戸。
クーラーの苦手な人やペットと住まう人などには特に大切な存在でしょう。
張替えようと思い業者に依頼してみても、夏場の繁忙期のであれば業者も直ぐに対応できるか分かりません。
それでは、どうすれば良いのでしょうか?
自分で貼るか、使う季節を外して業者に依頼しておくかになります。
ただその前に、網戸がどんな状態であれば張り替え時期なのかを知る必要があります。
◆網戸の張替え時期に見られるサインとは⁉
網戸が痛む理由には紫外線や風雨・寒暖差などの外的要因になります。
そのため、紫外線が多く当たる場所や当たらない場所でも劣化の進行は違います。
他の原因も同様です。
ただ、網の張り替えには、メーカが公表するおおよその目安があります。
既存の網を確認して、張り替えの時期になっていた場合には網が発するサインがあります。
◆張替えサインについて
☑ 穴が開いてしまっている
☑ 網が変色していて触ると網がボロボロと崩れてくる
☑ ちょっと触っただけなのに、隅の方が破れる
☑ 光沢がなくなり全体的にくすんだ色に褪せてきた
☑ カビが付いている
☑ 小さな虫が入ってくる
網戸を利用する本番前に網戸を確認することをおすすめします。
繁忙期前であれば待たされることもなく張替えてくれるでしょう。
自分でDIYや日曜大工が好きな方は張り替えることは容易だと思います。
作業自体はとてもシンプルです。
実際に、ご自身で張替えている方も少なくありません。
既存押さえゴムの撤去➡網を適度な大きさにカット➡網ゴム押さえ
既存の押さえゴムを外して、古い網を取ります。
その後、サッシのクリーニングを行い、網戸を設置していきます。
網戸の張り替えには、新しい押さえゴムと網、そして少しの道具さえあれば張り替えることができます。
まずは、どんな道具が必要なのか見ていきましょう。
◆網戸を自分で張替えるために!!
網戸張替に使う道具
道具はホームセンターやネットで購入することができます。
中には、セットで販売されている物もあります。
ただ、網や道具の価格を考えた時、数枚の張替えだと”業者に頼んだ方が良かったと”と思うかもしれません。
以降も、自分で張替えていくのであれば、購入するメリットがあるといえます。
張り替えに必要となる道具は以下の通りです。
網戸張替時に使われている道具
張替え道具 | 価格と解説 |
張り替え用の防虫網 |
網戸の網には、色や網目の細かさや見え方の違いがあります。 飛来する虫の種類や、外の見やすさ・プライバシー保護などを考えて選びましょう。 幅91cm×長さ2m・20メッシュ/250円~ 幅91cm×長さ2m・26メッシュ/400円~ 機能性網については、網自体が高くなります。 また施工についても難しいものが多く、DIYはおすすめしません。 ホームセンターで購入できる網の種類■一般の網 最も利用されている一般的な網戸です。 価格がリーズナブルため、安く張り替えたい方におすすめです。 グレーや黒があります。 ■プライバシー保護の特徴を持つ網 プライバシ―保護の特徴を持つ網です。 外から見えにくい特徴を持ち、室内からの景色を遮らないものもあります。 1階リビング・寝室・子供部屋などに利用されています。 ■防虫・防汚に優れた効果のある網 より小さな虫にも対応している網です。 小さい飛翔性昆虫が浸入してくるお宅や、汚れやすい環境にあるお宅におすすめの網です。 |
ゴムビート(網戸用押さえゴム) |
網戸張り替えの必需品です。 このゴムビートは網を押さえる役目があります。 サッシの溝に網と共に押し込み固定します。 ゴムビートには2.8mm~6.8mmまで5種類あり、サッシによって必要となるゴムの太さが異なります。 現在のサッシに使われている物を参考にしてください。 120円~ |
ローラー |
ゴムビートを押し込むときに使う道具です。 簡易的なものは価格が、安くプロ仕様のものになれば1,000円以上掛かるローラーもあります。 150円~ |
カッター |
網戸の網を設置した後の仕上げのカットに必要となります。 100円~ |
はさみ |
大まかな寸法にカットする際に使います。 浮かせた状態でカットするので、カッターよりはさみの方が簡単です。 100円~ |
マイナスドライバー |
既存のゴムビートを外すのに使います。 サッシにキズが付かないように気を付けましょう。 100円~ |
張替える際にあると便利な道具
張替え道具 | 解説 |
網戸掃除用ブラシ | フレームの溝やサッシフレーム本体を洗うのに使います。 柔らかすぎず硬すぎず、適度な毛のものを使いましょう。 |
洗浄用ホース | 洗浄用のホースです。 拭くだけできれいになれば良いのですが、大抵の場合汚れが付いています。 水洗いをしてフレームをきれいにする時に使います。 ブラシに取り付けることができるものもあります。 |
クリップ | 網を張り替える時にあれば便利です。 網が風で舞ったり、張っている最中にブレるのを防いでくれます。 また、固定していることでスムーズに作業ができます。 |
ウエス(雑巾) | こちらもサッシフレームをきれいにするために使います。 また、洗浄後の拭き上げにも必要です。 |
キリ | 網を押さえているゴムビートが劣化して取り除きにくくなっている場合に使います。 |
軍手 | 手を汚したくない人は用意をしましょう。 網戸を張り替える前のサッシフレームは結構汚れています。 洗浄後はきれいなのですが、洗う前までは手に汚れがついてしまいます。 |
1.網戸張替え箇所のサイズを採寸
網戸張替えの流れを写真付きで掲載していますので、ご覧ください!
張り替えたい網の寸法を、計測します。
網戸を取り外した方が計測しやすい場合もあります。
ここで注意しておきたいことが、サッシを全て取り外した方が作業がやりやすいのですが、一斉に外してしまえば、サッシがどこの場所にあったのかが分からなくなってしまいます。
どこに納まっていたかを控えておきましょう。
また計測やカットにあたっても、同様のことが言えます。
番号を付けるなどして、カットした網が、どのサッシ用の物であるのか分かりやすくしときましょう。
良くある失敗例ですが、枚数が多いことでしっかりと、測らないことです。
ほとんど同じサイズのように見えていたのですが、カットしてみたら寸法が違ってることがあります。
一枚いちまい、測るようにしましょう。
尚、網の隅が納まる位置は、上の写真で言えば、矢印の先端です。
ただ、ピッタリにカットしてしまうと、網を張るのが難しくなってしまいます。
また、既存ドアから網戸を取り外す場合には、位置関係を把握するためガラスなどに同様のことを行いましょう。
どの網戸が、どこに設置されていた物なのかが分かります。
この時、糊が残らないテープを利用することで、余計な汚れを落とさずに済みます。
2.劣化した網を取り外す
古いゴムビートを取り外します。
切れ目があるので、そこからキリやドライバーなどを使いゴムを浮かせ上げます。
この作業中は、サッシのクリーニング前に行うので、手に汚れが着きます。
気になる方は滑り止め付きの軍手を用意しておきましょう。
ゴムビートをゆっくり浮かせ上げながら引っ張っていきます。
ゴム全体を溝から引き出します。
ゴムビートを外し終わったら、古い網を取り外します。
サッシや溝をクリーニングします。
この際、ゴミや埃をプラスチックのブラシでかき出していきます。
フレームの汚れもウエスなどできれいに拭き取ります。
キズが付かないよう注意して行います。
組立ビスなどの緩みや劣化が原因でぐらついている時があります。
ビスの交換で強度を回復することができます。
古いゴムビートは取り付けた当初は柔らかいものの、紫外線の影響で徐々に硬くなります。
そのため、ゴムビートを外す際、勢いよく外してしまうと、途中で切れてしまいます。
また、外すのに必要なキリやドライバーを使っていた場合は、外した時の勢いで、網戸のフレームにキズがついたり、体に接触して怪我をする事もあるので、勢いに任せずにゆっくり外すようにしてください。
古いビートを取った時に、取り切れずこびりついていた時は水と柔らかめのブラシで落とすようにしましょう。
新しい網を袋から取り出し、フレームの上網を広げていきます。
この際、網み目が斜めにならないよう、フレームに沿って平行に広げます。
クリップで、軽く固定して、少し大きめにはさみでカットします。網をカットし終わったら四隅をクリップで固定していきます。
近すぎるとサッシとはさみが接触して、キズをつけてしまうことがあります。
クリップは網戸の仮止めに適しているので必ず使う事をおススメします。
ローラーの尖った部分を使ってゴムビートを溝に納めていきます。
この時、コーナから入れていくのですが、ゴムビートをそのまま入れていかずに、4~5cmほど余らして押し込みます。
余らしてあったゴムビートを押し込んでおきます。
ここで、編み目がフレームと並行であるかを確認します。
溝に沿って、ゴムビートを押し込んでいきます。
この際、網を軽く外側にひっぱりながら行うと網が緩まずに張ることができます。コーナー部分は、少し余裕を持たせることで、仕上がりがきれいになります。
最初のうちは少しづつ押し込むようにしましょう。
また、ゴムビートを強く押し込みすぎると押し込んでいた部分が浮いてくることがあります。
押し込みつつ、周りの浮きも確認しなければなりません。
溝、全体にゴムビートを押し込み、一周したところでカットします。
カットしたゴムビートを押し込んだ後、網戸を少し斜めに持ち上げて、たるみや緩みがないかを確認します。
たるみや緩みがあたら、近くのゴムを外し網を外側に引っ張ります。
最後に余分な網をカットして完了です。
網に遊びを残すように、ゴムビートの少し上を切るとそういった問題が起こりません。
ゴムビートが1周して、最後にカットする際には、ジョイントとなる部分に隙間ができないように納めましょう。
隙間ができるとたるみができる事があります。
最後のカットもはさみやカッターを使用するので手袋をして怪我の防止を心掛けてください。
◆最後に
網戸の張替えに挑戦したものの、上手くいかなかった。
張ってみたけど時間が掛かり過ぎるなど、業者に依頼すればよかっとと後悔する方もいるかもしれません。
長野市の内装やさんでは、網戸のアミの張替えも、もちろん行っています。
また、網戸の中には、海外製のものなど特殊なものがあります。
他にも取り外しが難しいものもあります。
こういった網戸は手間が掛かるため、張り替え費用が高くなります。
まずは、業者に相談してください。
そうすれば、概算見積もりを教えてくれると思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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