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長野市で内装工事を行う前に!畳の部屋にエアコンを置くとどうなるの?畳の性質についてもご紹介!
みなさんこんにちは
『長野市の内装やさんの相談室』です。
「気温の調整のために和室にエアコンを置きたいけど畳がどうなるか心配。」
こういった悩みをお持ちではありませんか?
最近の住宅事情を見てみると、畳のある和室にエアコンを設置するということはあまりありません。
また畳にはいくつか天然の効果があります。
そこで今回は、エアコンを畳のある和室に設置するとどのような効果がもたらされるのかをご紹介します。
畳の性質について
まず始めに畳の性質についてご紹介します。
空気清浄効果
畳は、い草という天然の素材で作られています。
そしてこのい草は天然の空気清浄機と呼ばれています。
それはい草の構造に理由があり、い草を顕微鏡などで見ると小さな穴がたくさんある多孔質構造を持っているからなのです。
この構造は脱臭効果などで知られる炭と同じ構造になります。
調湿作用
畳には、調湿作用という室内の湿度を調整する働きがあるといわれています。
これは畳が天然素材でできているからです。
い草は空気中の水分を吸収したり、放湿することが可能です。
この調節作用により乾燥しているときには湿度を放出、梅雨の時期などで湿度が高いときには吸収してくれます。
高い断熱性、保温性
先程も申し上げましたが、畳は多孔質構造を持っています。
そのため、小さな穴の1つ1つに空気を含んでいます。
この性質を持っているためまるで羽毛のように熱を蓄え、冷たい空気をシャットアウトすることができるのです。
和室でのエアコンの効き具合
上記でご説明した特性を持っている部屋で、エアコンを使うとどうなるんでしょうか?
この点がみなさんが気になるところですよね。
しかしご心配は要りません。
和室にエアコンを設置したとしても畳の効果が失われることはありません。
それどころか畳が持つ空気清浄機能、調節作用により、エアコンをより効率的に使用することが可能になります。
また畳が持つ断熱性と保温性で、寒い冬の間でもエアコンと相乗効果で暖を取ることができます。
そのため、和室にエアコンを設置しても畳の性能が損なわれることはありません。
むしろ相乗効果を得ることができるというわけですね。
最後に
今回は畳の性質、和室にエアコンを設置した時の影響についてご紹介しました。
結論としては、和室にもエアコンは問題なくお使いいただくことが可能です。
そのため畳とエアコンの関係に不安をお持ちだった方も安心ですね。
和室の畳に関してなにか不安や疑問をお持ちの方は、是非一度お気軽にお問い合わせくださいね。