空き家をリフォーム・再利用する際、「まずは壁紙を張り替えて見た目を整えたい」と考える方は多いでしょう。
しかし、空き家の状態や広さ、壁紙の種類によって費用やタイミングは大きく異なります。
この記事では、空き家の壁紙張り替えにかかる費用相場、最適な施工タイミング、費用を左右するポイント、注意点などをまとめて詳しく解説します。
「空き家の有効活用をしたい」「費用感をつかみたい」という方はぜひ参考にしてください。
Contents
空き家の壁紙張り替え費用はどれくらい?
空き家の壁紙張り替えにかかる費用は、以下の要素によって変動します。
基本的な費用の目安
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1㎡あたりの費用相場:1,000〜2,000円
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6畳の部屋での壁紙張り替え費用:3〜7万円前後
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空き家全体(延べ床面積80〜100㎡程度)での費用:40万円〜70万円
この金額には、以下の項目が含まれています。
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壁紙の材料費(クロス代)
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古い壁紙の撤去費用
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下地処理や補修費用(必要に応じて)
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施工費(職人の人件費)
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養生費用(床・建具の保護)
「家具がない状態=空き家」は作業効率が良いため、施工がスムーズで人件費が抑えられるというメリットがあります。
ただし、壁の傷み具合や面積によっては追加費用が発生することもあります。
壁紙張り替えはいつやるべき?
「張り替えるタイミングっていつが正解?」と迷う方も多いはず。
結論から言うと、空き家の壁紙張り替えは家具・家電の搬入前に行うのが最適です。
家具がない空き家で施工するメリット
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作業スペースが広いため、職人の作業効率が良くなる。
施工時間が短縮でき、工賃の節約につながることも。 -
家具や家電を移動・養生する手間がない。
床や棚を保護する養生費が抑えられ、壁の端までしっかり施工できる。 -
天井近くや角の処理が丁寧に仕上がる。
大型家具があると、裏側まで丁寧に施工できないリスクがあります。
壁紙の耐用年数と交換時期
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一般的な壁紙の耐用年数:10年
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ペット・小さなお子さんがいる家庭:5~7年で劣化しやすい
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綺麗に住んでいる場合でも:15~20年で黄ばみや剥がれが出る
空き家で長期間手入れされていない場合、壁紙は見た目以上に劣化している可能性があります。
放置していると、壁紙の下地(石膏ボードなど)まで傷んでしまい、補修費がかさむこともあるため、早めの張り替えがおすすめです。
壁紙の種類によって費用が変わる!
壁紙にはさまざまなグレードや機能があります。空き家を「賃貸に出したい」「住居として使いたい」「売却する前に整えたい」といった目的に応じて、適したクロスを選びましょう。
スタンダードクロス
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価格が安く、施工も簡単。
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無地の白系が多く、どんな部屋にも合う。
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費用を抑えたい人、賃貸物件として再活用する人におすすめ。
ハイグレードクロス
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デザイン性や機能性に優れ、質感が高い。
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防臭・抗菌・消臭・防カビなどの機能付き商品も多い。
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自分で住む予定の方や、高級感を演出したい場合におすすめ。
機能性クロス
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消臭効果やマイナスイオン機能付きなど、生活環境を改善。
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湿気がたまりやすい空き家のトイレ・洗面所・北向きの部屋に効果的。
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ペット可賃貸として活用する場合にも有効。
補足: 空き家を売却目的でリフォームする場合は、スタンダードクロスでシンプルかつ明るい印象を作るのがポイント。
内覧時に好印象を与えることができます。
古い壁紙の撤去にもコストがかかる!
壁紙の張り替えは、「貼る」作業だけではなく、「剥がす」工程も重要です。
特に空き家の場合、年数が経過しているため、壁紙の剥がし作業や下地補修が必要になることがあります。
古い壁紙の剥がし方のポイント
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壁紙の継ぎ目にカッターで切れ目を入れてから、ゆっくり剥がす。
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無理に剥がすと、下地のボードや塗装面を傷つける恐れがある。
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剥がれにくい場合は霧吹きで湿らせると作業がしやすい。
下地補修が必要になるケース
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壁紙の下がカビている・変色している
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石膏ボードが割れている・穴が空いている
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表面の剥離がひどく、新しい壁紙が接着しない
補足: 下地補修には1㎡あたり500~1,500円程度の追加費用がかかることもあります。
見積もり段階で「下地の状態を事前に調査してもらえるかどうか」を確認しておくと安心です。
費用を抑える3つのポイント
「できるだけ予算を抑えたい…」という方のために、無理なく節約するコツを紹介します。
複数の業者に見積もりをとる
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料金の相場を比較でき、適正価格が見えてくる。
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壁紙の種類・下地処理の有無など、プラン内容も要確認。
使用目的に応じてクロスを使い分ける
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すべての部屋を高級クロスにするのではなく、見せ場だけをグレードアップ。
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寝室や収納スペースはスタンダードにするなど、用途で選ぶ。
張り替え時期をまとめて施工する
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部屋ごとにバラバラにリフォームするより、まとめて依頼した方が人件費や交通費が節約できる。
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全体施工の方が割引を受けられるケースもある。
工事のオフシーズン(梅雨前や冬の時期など)を狙うと、業者の予約が取りやすく、値引き交渉がしやすくなる場合もあります。
まとめ
空き家の壁紙張り替えは、家具がない状態で行うのがベストタイミングで、費用も効率も良くなります。
費用は1㎡あたり1,000〜2,000円が目安で、部屋の広さや壁紙のグレード、下地の状態によって総額が決まります。
以下がこの記事のポイントです:
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空き家の壁紙張り替えは家具搬入前が理想的
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費用は6畳で3〜7万円、家全体で40〜70万円前後
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壁紙の種類や下地の状態によって大きく変動
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機能性クロスやデザインクロスで差別化も可能
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複数見積もり&施工タイミングで費用を抑える工夫を
空き家を「住まいに戻す」「賃貸や売却で活用する」「実家をリノベする」など、目的によって壁紙の選び方や施工プランも変わってきます。まずは、あなたの目的に合ったリフォーム計画を立て、信頼できる業者に相談してみましょう。