これから内装リフォームを考えていて、クッションフロアを使いたい、そんな方も少なくないと思います。クッションフロアは安全性や耐水性といったことを重要視される方に選ばれている床材です。その理由をご覧ください。
Contents
◇クッションフロア床材とは何か・どんな特徴があるのか?◇
””「新築で提案された床の中クッションフロアがあるんだけど」どんな床材なの?””
””床をリフォームしたいけど「フローリングにしようか?フロアタイルにしようか?竹の床材にしようか?」フロア建材選びに迷っている。””
床の選び方についてお悩みの方はいらっしゃいませんか?
一般的に使われているクッションフロアですが、知らない方も多いようです。
そこで、今回はクッションフロアとは何か、またその特徴についてもご紹介していきます。
◆クッションフロアの性能とデザイン◆
「クッションフロア」は厚さ1.8mm~3.5mmの塩化ビニール素材で作られるシート状の床材です。
一般的には「クッションフロア」と呼ばれますが、建築業界では「CF」と呼ばれています。
防水性があり水をはじくので台所や洗面所といった水まわりで良く使用されます。手軽な価格から人気の床材です。また、施工が簡単なのでDIYでも人気の床材です。
様々なデザインがありバリエーションが豊富です。
特に、最近のクッションフロアは質感の再現性が高く、木目調や石目調など自分好みのデザインも見つけやすいといえます。
一昔前は、アパートなど賃貸物件での施工が多かったのですが、床材としての性能やデザイン性がよくなっているため、一戸建やマンションなどでも、普通に使われるようになっています。
◆クッションフロアの特徴(メリット)◆
【クッション性】
その名前にもある通りクッション性に優れていることです。クッション性がある床材なので歩く際の負担が減り、疲れにくくなると言われています。転んでもケガをしにくいので、子どもや高齢者にも安心です。
また、物を落としてしまっても床を傷付けにくいです。
他にも、階下への生活音を少なくしてくれるといったメリットもあります。
【耐水性】
クッションフロアの最大の特長は「耐久性・耐水性に優れている」ことです。
塩化ビニールで出来ている為、また、施工する際にはジョイントをほとんど作らず一枚で貼るため、水を強いです。
水がこぼれてもしみ込まず、簡単にふき取ることができます。
その為、洗面所、トイレ、キッチンなど水回りに使われることが多いですです。
リビングはフローリング、キッチンはクッションフロアなど、場所によって床を張り分けることもあります。
【メンテナンス性・防汚性】
メンテナンスが簡単なことも特徴として挙げられます。
汚れに強く、油汚れであっても中性洗剤を含んだ雑巾で汚れを落とし、水拭きすればきれいになります。
製品によっては様々な機能性を持つ
最近では機能性に富んだクッションフロアも普及してきました。
滑りにくいものや足音が下の階にひびきにくいといったクッションフロアならではのメリットをもつものがあります。
他にも、防汚加工や紫外線に強いコーティングが施されたもの、カビの発生を抑える加工がなされたものなども選ぶことができますよ。
ご自身の住宅の環境を考慮に入れてどのような機能を持ったものを選ぶのか決めると良いでしょう。
◆クッションフロアのデメリット◆
クッションフロアのデメリットは傷の修復が難し事と重い家具による凹みができる事です。
【補修の難しさ】
通常のフローリングの場合は傷が付いた場合、自分で直せる補修材などが販売されていますが、クッションフロアにはほとんどありません。また、部分的な補修が難しく、クッションフロア全体を取り替える必要があります。
【重みを一カ所に掛け続けてしまうと】
タンスなどの重い家具を長期に渡りクッションフロアの上に置くと、重さによって凹み後が残る事があります。
直すことが難しく、傷ついた場合と同様に、全体を張り替える必要があります。
その他のデメリットはクッションフロアを貼り付ける為に使用するクッションフロア専用のボンドやクッションフロア専用の両面テープが劣化すると、クッションフロアとクッションフロアの継ぎ目が浮き上がり凹凸が気になると言うデメリットもあります。
もちろんフローリングでも寿命はありますがクッションフロアは安価な分、フローリングと比べ耐久性がありません。
ただし、東リ・CF-Pシリーズのようにクッションフロアの種類によっては凹みや傷に強いクッションフロアもあります。
◆最後に◆
今回はクッションフロアとは何なのか、そしてその特徴をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
この記事でご説明したクッションフロアのメリットやデメリットを参考にした上で、どんな床材にするか決めてみてくださいね。
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