フローリングのキズや変質はなぜ起こる⁉傷や変質の要因と対策とは
みなさんこんにちは
長野市の内装やさんの相談室です。
もしフローリングリフォームをこれから行おうという方のために、施工後の注意点
本日は、フローリングがなぜ傷つくのか、その原因と対策についてご紹介します。
傷や変質の要因と対策とは
〈傷〉
よくあることなのですが、キャスター付きの椅子をこしかけたまま移勤することで目地部分から剥がれてきます。
対策としてはキャスター対応のフローリングを採用するか、カーペット等を敷く必要があります。
ピアノやテレビ等の重量物を置く場合は下地に充分な補強する必要があります。
下地には耐荷重が設定されており、通常の利用であれば問題ありませんが特に重いものを置くことで歪みなどの原因になるからです。
フローリングとの接点には専用の受け具を使用してください。
〈伸び縮み・変色〉
水をこぼしたり濡れた場合は直ちに乾いた布でからぶきしましょう。
特に、木材への浸透性が高い水分であれば、表面に留まっておれず、目地部など吸収されてしまう可能性があります。
対策としては、目地部にコーティングされているものなど、水分に強いフローリングを選ぶ必要があります。
暖房器具や直射日光はカーペット及びカーテンで覆うようにしましょう。
紫外線が強い場所では、それが原因で黄変してしまいます。
特に窓周りでこの現象が見られます。
置き敷きの電気式カーペットは一般フロアには使用しないことです。
床暖房用フローリングを施工された床では、床暖房システム稼動時に電気式カーペットを併用してはいけません。
含水率を低く抑えることで床暖房に対応できる寸法安定性になっています。
併用することで極度の乾燥状態が続き、フローリングの劣化を早めてしまいます。
日常のお手入れ
一般家庭の場合は2~3ヶ月に1回、店舗や学校などの場合は1~2ヶ月に1回の割合でお手入れしてくだい。
尚、ご使用の場合は火気厳禁とし換気をしながら作業してください。
歩行度合の激しい場所へのメンテナンスは専門業者(床メンテナンス)に相談しましょう。
最後に
いかがだったでしょうか⁉
上記は一般的なフローリングへの対応ですが、中にはメンテナンスフリーの商品などがあります。
また、特殊なフローリングもあります。
この場合は、お手入れの仕方が異なります。
通常ならフローリング材の梱包の中に、使用説明書が入っています。
業者にほしい旨を伝えましょう。
説明書通りに使用していくことで床トラブルを回避することができるでしょう